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ETCシステムを利用すれば、高速道路の利用がとてもスムーズになります。

車にETCカードが入ったETC車載器を用意しておけば、停車することなく料金所を通過できます。
高い利便性とお得な割引サービス、キャンペーンの効果などもあって、ETCは急速に普及しつつあります。ETCカードの支払いは、クレジットカードをと同じ銀行口座から引き落とされることになります。ETCカードは、クレジットカードと同じカード会社が発行するものです。

ETCカードは、車載器にセットして使います。カードと車載器は、どちらから用意してもかまいませんが、両方用意できた時点から使用することが可能になります。ETCカードはクレジットカード会社に申し込みをし、ETC車載器はカー用品店などで入手することができます。

ETCというのは、信用に基づき有料道路の通行料金を後払いするというシステムです。
ですからETCカードとは、クレジットカードの一種と考えることができます。
クレジットカードを持っていない人が一からETCカードを作る際には、カード会社に申し込みをし、所定の審査を受けることになります。この場合の審査基準はそれぞれのカード会社により多少の違いはありますが、原則として安定した収入がある18歳以上(高校生をのぞく)ということになっています。
既にクレジットカードを保有している人が同一のカード会社でETCカードを作るという時には、審査は不要とされるのが普通です。カードの種類によっては年会費がかかる場合もあるようですが、近頃では入会金や年会費を無料にしているクレジットカード会社が増えています。

さて、このETCカードには2つの種類があります。1つはETC専用のカード、もう1つはクレジットカード一体型のETCカードです。いずれもクレジットカード会社が発行するものですが、クレジット機能がついているかどうかという点に違いがあります。
ETC専用カードは、名前通りETCカードに機能を限定したカードです。このETC専用カードにはさらに、個人用カードと法人用カードという区別があります。
クレジットカード一体型ETCカードは、ETC専用カードに一般のクレジットカードの機能をプラスしたものです。一枚持っていれば、ETCの使用料金を清算することもできるし、ショッピングの際などにも利用することができる便利なものであるため、近年、このようなクレジットカード一体型ETCカードを発行するカード会社が増加傾向にあるようです。

2004年の5月には、住友商事がクレジットカード業務に参入し、全額出資で「住商カード」を設立しています。流通、運輸といった異業種の大手企業が続々とクレジットカードを発行するようになっていますが、クレジットカード業進出にはどのようなメリットがあるのでしょうか?また、金融再編の波の中で、クレジットカード業に関しても、業態の垣根を越えた提携が行なわれるようになっています。クレジットカード業界は、今後どのように変わっていくのでしょうか?

新規にクレジットカード業界に参入する多くの企業は、システムの初期導入コストを低く抑えるため、既に安定したシステムを確保している銀行系のクレジットカード会社と提携するのが一般的といえます。クレジットカードを利用することにより、企業はそれまでには得ることのできなかったさまざまな貴重な個人情報を手にすることが可能になります。異業種の企業も、このような点に魅力を感じてクレジットカード業への進出に踏み切るケースが多くみられるようです。販売促進に役立つきめ細やかな顧客情報を得ることができれば、それぞれの企業にはさまざまな新しい可能性が生まれてくることになります。クレジットカード業は、多種多様な業種の企業に恩恵をもたらすものであると考えることができるのです。

もともとクレジットカード業界は、メガバンク系や信販系のカード会社が中心となっていましたが、流通系の飛躍、通信業などの異業種から参入も近頃では目立つようになりました。少額決済という分野においては特に、新規参入組と既存の勢力との競争が激化しているようです。
金融再編に伴い、クレジットカード業界の再編成も進められています。クレジットカード業界の勢力図にも大きな変化があらわれているようですが、利用者の側から見れば、カードを選ぶ場合、どこが発行しているクレジットカードであるか、あるいはカード会社の規模がどのくらいであるか、というようなことはあまり問題にはしないことも多いものです。再編が進み変化がめまぐるしいため、一般の人々にはわかりづらくなかなかついていけないといった事情も、背景にはあるでしょう。
競争の更なる激化が予想されるクレジットカード業界においては、取得した個人情報を有効に活用し、航空会社と提携したマイレージサービスを充実させるなど、利用者の立場に立った取り組みをすることが、生き残りのためには重要になるといえそうです。

クレジットカードの分類にはいろいろなやり方がありますが、そのクレジットカードの設立母体となった企業や業種などから、大きく5つに分類ことが可能です。

「流通系クレジットカード」と呼ばれるカードは、百貨店やスーパーマーケットなどの系列のクレジットカード会社が発行するものです。このようなクレジットカードは、日々食料品などの買い物をする主婦層に人気があります。主婦や学生などを会員として積極的に取り込んでいるため、クレジットカードの審査基準は比較的ゆるやかで、カードの稼働率は高めであるという特徴があります。また、ほとんどが年会費無料のクレジットカードです。流通系のクレジットカードでは、「感謝デー」などの特定の日、曜日にカードを使うと割引になるといくようなサービスを実施しているので、自分がメリットを受けやすいカードを比較して探してみると良いでしょう。

流通系クレジットカードは発行枚数が増加傾向にあり、近ごろでは信販系クレジットカード抜いて、銀行系クレジットカードに次ぐ位置を確保するほどの勢いを持っています。その使いやすさから流通系クレジットカードは今後も、リピーターを抱えて成長していくことが予想されています。

「流通系クレジットカード」のように、発行会社や提携会社によってクレジットカードは「○○系カード」と表現されることがよくあります。提携カードの場合は特に、提携先の会社がメインとする事業に深く関わる特典がつけられることが多いので、このような呼び方はそれぞれのクレジットカードの特徴をあらわすのにも便利です。

現在では数え切れないほど多種多様なクレジットカードが存在していますが、提携カードと呼ばれるカードの比率はかなりのものです。提携カードというのは、イシュアーというクレジットカード会社が、他の企業などと提携して発行するクレジットカードのことです。自社ブランドの、イシュアーが独自で発行するカードのことは、提携カードに対してプロパーカードなどと呼ばれます。

提携カードには、クレジットカード会社が提携する団体や企業などが提供するさまざまな特典やサービスがつくので、カードの利用者にとっては、そのクレジットカードを持つとどんな良いことがあるか、というメリットが分かりやすいのが特徴です。わかりやすくいえば、ホテルやガソリンスタンド、デパート、航空会社といったところで募集を行なっているようなクレジットカードは、まず間違いなく提携カードだと考えてよいでしょう。

「信販系クレジットカード」というのは、各信販会社が発行するクレジットカードの呼び方です。信販系クレジットカードは、少し前までは、銀行系クレジットカードに次ぐ発行枚数を誇っていたものですが、最近では流通系クレジットカードが信販系を抜いて発行枚数を伸ばしているようです。銀行系クレジットカードはその銀行の顧客、流通系クレジットカードはその店の買い物客を取り込むことができるのに対し、信販系クレジットカードにはこのような利点がないため、やや苦戦を強いられているといえます。

ただし、信販会社も近頃では銀行の傘下に入っているケースが多いので、将来的には銀行系クレジットカードに統合されていくという方向にあるのかもしれません。2005年10月に銀行系クレジットカードであるUFJカードと信販系クレジットカードである日本信販が合併して「UFJニコス」になり、さらに2007年4月にはこのUFJニコスとDCカードが合併して「三菱UFJニコス」となりました。このような事情があるため、最近ではクレジットカードを系列別に分類することが難しくなっています。

信販系クレジットカードは信販会社が発行するカードで、最も歴史があるクレジットカードの代表的存在ともいえるものです。銀行系クレジットカードに次いで審査基準が厳しいとされており、分割払いの回数が多いという特徴があります。信販系クレジットカードには、家電量販店などとの提携カードが多くみられます。

また信販系クレジットカードにおいては、オートローンをはじめとする多種多様なローンの取り扱いを行なっています。一般的には金利は低めで、VISAやマスターカードなどの国際ブランドのほかに、国内専用のブランドを持ちます。

信販系クレジットカードの例としては、多彩なサービスがついた「NICOSニコスカード」をあげることができるでしょう。このカードには最高2000万円までの海外旅行保険や、最高100万円までのショッピング保険がつけられています。インターネット上での不正使用による被害を補償するといったサービスもあるので、安心してネットショッピングを楽しむことも可能です。

普通クレジットカードを選ぶ際に、カードがどういった系列であるかを気にすることはあまりないかもしれません。一度、手持ちのクレジットカードを調べて分類してみてはいかがでしょうか。自分の消費生活の意外な傾向がわかるかもしれません。

近頃では、クレジットカード業界に新たに参入してくる一般企業が増え始めています。このようなクレジットカードは、ある特定の商品やサービスの支払いにカードを利用すると、高い還元率となるのが特徴といえます。つまり、カード会員のライフスタイルや趣味、嗜好、属性とぴったり合っていれば、とてもお得なクレジットカードであるわけなのです。

一般企業系クレジットカードは、元となる企業の業種などによって細かく分類されます。ガソリンスタンドが発行する「石油系クレジットカード」や、電気メーカーや自動車メーカーが発行する「メーカー系クレジットカード」、航空会社や鉄道会社が発行する「交通系クレジットカード」、通信会社が発行する通信系クレジットカードなどを主な例として挙げることができるでしょう。

街中にあるガソリンスタンドでは、会員になれば、1リットルあたりのガソリンの価格が割引になるといった特典が付けられたクレジットカードの会員を募集していることがよくあります。このようなクレジットカードは、石油会社とクレジットカード会社が提携して発行しているものであるため、「石油系クレジットカード」あるいは「ガソリン系カード」、「オイルカード」などと呼ばれることが多いようです。

石油系クレジットカードは、そのカードを利用してガソリンを入れれば入れるほど、ガソリン価格がお得になるものなどもあり、通勤などに日常的に車を使っている人には必須アイテムと言える存在であるかもしれません。よく行くガソリンスタンドを決めておいて、そこのクレジットカードを作ったり、逆にいずれかの石油系クレジットカードを先に作って、そのカードが使えるガソリンスタンドを重点的に利用したりするというような人も多いことでしょう。

石油系クレジットカードとしてよく知られているものの一つに、「出光カード・まいどプラス」があります。このクレジットカードには、カーライフからショッピングまでいろいろな場面で活用できる多彩なサービスがつけられています。カード会員は、ガソリン及び軽油がいつでも割引価格が購入できます。年会費が永久無料というのも利用者には嬉しいところでしょう。

「ENEOSカード」も、石油系クレジットカードの代表格と言えるものです。全国におよそ10000か所もあるENEOSのサービスステーションでこのカードを利用すれば、利用価格に応じてポイントが貯まり、ガソリン価格もお得になります。



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